8月30日 (一箇不朽なるものを成就せば足る)
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人生倏忽(しゅっこつ)、夢の如(ごと)く幻の如し、
毀誉(きよ)も一瞬、栄枯(えいこ)も半餉(はんしょう)、
唯(た)だ其の中に就(つ)き、一箇不朽(いっこふきゅう)なるものを成就せば足る。

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人生というものは極めて短いものであり、夢、幻のようなものである。
誹(そし)りを受けることも、褒(ほ)められることも一瞬である。
栄(さか)えることも衰(おとろ)えることも瞬時である。
はかない人生である中で、一つだけでいい、永遠に朽(く)ちない事柄をなし遂げられれば十分である。

倏(しゅく):たちまち 
忽(こつ):たちまち、 ゆるがせにする